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省エネ省エネ法トップランナー制度有機ELディスプレイ年間消費電力量期間消費電力量長期使用製品安全表示制度IoTLED温水洗浄便座瞬間式温水洗浄便座貯湯式デコ活用語解説正式には「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」といい、石油危機を契機に1979年に制定。内外におけるエネルギーをめぐる経済的社会的環境に応じたエネルギーの有効利用の確保に資するため、工場、輸送、建築物および機械器具等についてのエネルギー使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する所要の措置等を講じ、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。対象となった機器でエネルギー消費効率が最も優れているものをトップランナーとして、その性能に加え、技術開発の将来の見通しなどを考えて目標となる省エネ基準を定める制度。EL(エレクトロ・ルミネッセンス:ElectroLuminescence)とは「電子発光」という意味で、発光層に有機化合物を利用した自発光方式のディスプレイのこと。省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均使用時間を基準に算出した、1年間に消費する電力量のこと。単位はkWh/年とする。一定の条件で1年間使用した家電製品が消費する電力量の目安。数値が小さいほうが省エネ性に優れている。経年劣化による重大事故発生率は高くないものの、事故件数が多い製品(扇風機、エアコン、換気扇、洗濯機、ブラウン管テレビ)について、消費者等に長期使用時の注意喚起を促すために設けられた制度。対象製品には、設計上の標準使用期間と経年劣化についての注意喚起等が表示されている。IoT(アイ・オー・ティー)とは、InternetofThingsの略称。あらゆるモノをインターネットに接続・連携する技術のこと。LED(エル・イー・ディー)とは、LightEmittingDiodeの略称。文字どおり光を発する半導体で、これを光源としているのがLED照明。従来光源の白熱灯や蛍光灯に比べ、消費電力が少ない、点滅や調光の制御特性が優れている、寿命が長いなどの特長がある。タンクがなく、使用のたびに水を瞬間湯沸器で温める方式。温水を保温する電力が不要のため、貯湯式より消費電力が小さいが、温水の量が限られる。また、瞬間的に大きな電力を必要とする。タンクの中の水をヒーターで温める方式で、一度にたっぷりの温水で洗浄することができるが、温水を保温するための電力が必要となる。デコ活とは環境省が進める「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称で、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む“デコ”と活動・生活を組み合わせた新しい言葉。67